hanaiya.com2022 Domaine/Maison Henri Gouges2022年は年間を通しても雨が少なく非常に暑く乾燥していた。6月に少し雹が降ったが葡萄に影響するほどではなく、8月31日から収穫を開始。収穫量、クオリティ共に良好だった。近年 の暑かったヴィンテージとして2020年が挙げられるが、この年は糖度が上がり過ぎてローヌの ような濃いワインだった。2022年も糖度は高かったが酸とのバランスがいい状態で収穫できた のでもっと調和が取れたワインになっている。昔のブルゴーニュは何もしなくても酸があった ので糖度にしか注目していなかったが、現在は意図的に酸を残すことが必要になってきている。 第一次世界大戦後、父親より9haの畑を譲り受けたアンリ グージュ氏は1925年にドメーヌを 設立し、マルキ ダンジェルヴィル氏やアルマン ルソー氏らと共にその時代に蔓延していた粗 悪なブルゴーニュワインを無くす為にINAOを設立し、区画やクラスを決める際、自分たちの畑 があるニュイ サン ジョルジュとヴォルネーには自己贔屓をしないようにグラン クリュを設 定しませんでした。アンリ氏の孫のピエール氏、クリスチャン氏がそれぞれ畑と醸造を担当し てドメーヌを運営していましたが、両氏とも定年を迎えたため、現在はピエール氏の息子であ るグレゴリー氏が中心となって、ニュイ サン ジョルジュのみ15haの畑でワイン造りを行って います。 昔からコート ドールの傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという 問題がありました。これに対し、ピエール氏は1975年に葡萄の木の列の間に芝生を植える方法 を生み出しました。これは降雨後の土地の侵食を防ぐだけでなく、雑草が生えるのを抑える働 きもありました。また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通気が良く、カビの発生を抑制する 効果もありました。さらに、芝生があることで葡萄の根は横ではなく下に向かって伸びるため、 地中深くの養分を吸収することができ、結果としてテロワールを明確に表現することができま した。また、徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えていき、2008年から100%ビオロジッ クになりました。 畑で厳選して収穫された葡萄は2007年に新設された醸造所の2階にある選別 台で厳しく選別、タンニンが出過ぎないように特殊な除梗機で破砕しないまま100%除梗され、 地上階にある醗酵タンクへ重力によって運ばれます。アルコール醗酵に使われるコンクリート タンクはアンリ グージュ氏の時代に造られた古いものが使われており、タンク上部が開いて いる開放桶ではないのでアルコール醗酵の際に発生するガス(二酸化炭素)がタンク内部に溜 まりやすく、醗酵作用がゆっくりと進むので、じっくりと葡萄から色とアロマを引き出せます。 櫂入れはタンク内に設置されている金網状の機械で行い、ガスによって押し上げられた果皮や 種と果汁の接触を増やしてアロマやタンニンを引き出します。その後、新樽率約20%の樫樽に 移されマロラクティック醗酵をさせて18ヵ月間熟成されます。とても綺麗な葡萄が取れるので そのままでも十分透明感がある為、コラージュやフィルターは行わずに瓶詰めされます。 画像をクリックしてください |
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17110 ■メゾン・アンリ・グージュ ●コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2022 税込特価 10,450円 |
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17109 ■メゾン・アンリ・グージュ ●ニュイ・サン・ジョルジュ2022 税込特価 14,630円 バック・ヴィンテージあります! |
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17108 ■ドメーヌ・アンリ・グージュ ●ブルゴーニュ・ピノ・ブラン2022 税込特価 9,405円 |
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17107 ■ドメーヌ・アンリ・グージュ ●ニュイ・サン・ジョルジュ2022 税込特価 17,765円 バック・ヴィンテージあります! |
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17105 ■ドメーヌ・アンリ・グージュ ●ニュイ・サン・ジョルジュ1er Cru レ・シェヌ・カルトー2022 税込特価 20,900円 バック・ヴィンテージあります! |
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17104 ■ドメーヌ・アンリ・グージュ ●ニュイ・サン・ジョルジュ1er Cru クロ・デ・ポレ・サン・ジョルジュ2022 税込特価 22,990円 バック・ヴィンテージあります! |
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17106 ■ドメーヌ・アンリ・グージュ ●ニュイ・サン・ジョルジュ1er Cru レ・シェニョ2022 税込特価 25,080円 バック・ヴィンテージあります! |
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