Marcel Deiss

マルセル・ダイス

フランス東北部に位置するアルザス地方。単一葡萄を使ってのワインの生産が一般的ですが、ダイスはテロワールを重視して、テロワールを表現するにふさわしい葡萄を混醸してワインを生産している異端児!?です。しかし、一度彼の生産するワインを飲むと 素晴らしいフルーツと味わいの奥行きの深さに魅了されてしまいます。私自身も魅了された一人です^^ ダイスの功績で、ブルゴーニュのように、特級畑(グランクリュ)、1級畑が最近認定されました。
彼の作るグランクリュのシュナンブール、マンブール、アルテンベルグ・デ・ベルハイムは白ワインファンなら必ず一度は飲んでみてください。お宝ワインです もちろん1級畑も秀逸です
マンブール 
 Grand Cru

 1.5ha。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。 第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。 この畑は風が強いため貴腐菌がつかないことも特徴です。 テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15〜20ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。 心深く感動させられる作品です。
シェネンブルグ
 Grand Cru

 1ha。 平均樹齢50年。 リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラの混植。 リースリングが約80%。 軽い粘土質表土に、砂岩質、石膏、泥灰土質基盤。貴腐菌。 石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な伝説的な畑で、ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられます。 「10年間は開かない」という厳格で荘厳なスタイル。 現代アルザスワインの頂点のひとつ。
アルテンベルグ・ド・ベルグハイム
 Grand Cru

 5ha。 平均樹齢25年。 アルザスのすべての伝統品種13種の混植。 「このワインは、私の人生における記念碑であり、過去100年間、アルザスが大いに害されてきた“テロワールよりもぶどう品種”という観念的支配を打ち破るものです」。 鉄分豊かな赤い粘土石灰質と、石灰岩質との混成土壌。 貴腐菌が完熟を促します。 収穫は10月。 絢爛豪華で官能的。
ショフヴェグ
1er Cru
 1ha。 平均樹齢15年。 リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリの混植で、リースリングが約50%。 ショフウェグは、グランクリュ・マンブールと同じ丘の東側斜面にある畑で(マンブールが真南斜面)、ダイス家では「プティ・マンブール」とも呼ばれています。 第三紀の石灰岩質土壌。 マンブール同様北風が強く貴腐菌がつかないため、残糖が10〜11g/lと低めで、様々なお料理に合わせやすいワインです。
ビュルグ 
 1erCru
  1.5ha。 平均樹齢20年。 アルザスの13の伝統品種の混植。 泥灰土質と石灰岩質が入り混じる土壌。 完全南向き畑で、日照量もとりわけ豊富。 ダイスのプルミエ・クリュの中ではもっともミネラルを感じ、複雑極まりない味わいが特徴です。 また、骨格が大きく長期熟成型です。 カルダモン、シナモン、クローブ、ナツメグといった鮮やかなスパイスの風味。堂々たる果実の力が口の中に迫ってきます。 「ぜひデキャンタージュして飲んでください」(ジャン・ミッシェル・ダイス)
グラスベルグ
1er Cru
*
グリュエンスピール
 1er Cru

 1.5ha。 平均樹齢20年。 それぞれ独立して植樹されたリースリング、ピノ・ノワール、ゲヴェルツトラミネールを3分の1ずつのブレンド。 砂礫質・花崗岩質の表土に、重厚な粘土質の基層。 「各品種の個性は感じられないでしょう?このワインは、テロワールの個性が品種の個性を上回ることの証明書でもあります」。 ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっとも濃密かつ重厚なスタイルで、「ブラインドだと赤と間違える人も多いです」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。
ロテンベルグ
 1er Cru

 1ha。 平均樹齢30年。 リースリングとピノグリ約50/50のブレンド。 「ロテンベルグ」は「赤い丘」という意味で、文字通り赤色の土壌。 土質は、鉄分が豊富な石灰質。 極めて豊富な日照量。 「この特殊なテロワールでこそ、リースリングとピノグリのもつ、光り輝くようにピュアでリッチな柑橘系のアロマが見事に花開きます」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。 ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっともアロマティックなワインのひとつで、その美しい芳香には胸を打たれます。 味わいも凝縮した果実味たっぷりで、極めて複雑かつ深みがあり、グランクリュにも匹敵するリッチさです。
エンゲルガルテン
 1er Cru

 2ha。 平均樹齢40年。 リースリング、ピノ・グリ、ブーロ、ミュスカ、ピノ・ノワールの混植で、リースリングが約50%。 畑はドメーヌの裏。 白色の砂礫土壌。 水はけがよく乾燥した土壌で、特に9月の乾燥によってぶどうが理想的に完熟します。 ジャン・ミシェルによれば「複雑すぎて短い文章で描写することができない、まるで人間のようなワインです」。 「エンゲルガルテン」は「天使の庭」の意。ダイスのプルミエクリュを代表する看板商品です。 「レモンが欲しいと思う料理によく合います」(奥さんのマリー・エレーヌさん)
ビュルランベルグ
 1er Cru

2ha。平均樹齢40年。ピノ・ノワール93〜95%(推定)、ピノ・ブーロ5〜7%(推定)の混植。ダイス入魂の赤。火山の溶岩によって焼かれた、非常に硬質な粘土石灰質土壌。ワインにも焼けたような香ばしい風味が感じられます。シルクのような口当たりが心を打つ、壮麗でセクシーな赤。「ブルゴーニュのグラン・クリュにも匹敵する」(田中克幸氏)
ヴァン・ルージュ・ド・サン・イポリット
2004年から新登場の、ダイス2作目となる赤。ピノノワール100%。0.5ha。平均樹齢20年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。このピノノワールの畑は、プルミエクリュ・ランゲンベルグの畑に隣接します。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、ダイスのピノノワールらしい、完熟したカシスを食べているようなリアルな果実味と、深いミネラルの風味が特徴的な、フェミナンでエレガントなワインです。年間生産量2000本の限定生産キュヴェ。
ゲヴュルツトラミネール サン・イポリット

 1ha。平均樹齢30年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。これぞゲヴュルツトラミネールというような、ライチ、レモン、オレンジの花、バニラなどの芳香が特徴。濃密な果実味とピュアでフレッシュな酸とのバランスが完璧で、口の中でとろけるように感じられます。「カレーにもよく合うのでぜひ試してみてください」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。辛口。
ゲヴェルツトラミネール   ダイスのゲヴュルツトラミネールは2007年ヴィンテージ以降、従来は別々に商品化されていたサン・イポリットとベルグハイムをブレンドして一本化することになりました。(サン・イポリット・・・1ha。平均樹齢30年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。これぞゲヴュルツトラミネールというような、ライチ、オレンジの花、バニラなどの芳香が特徴。ベルグハイム・・・2ha。平均樹齢30年。ドメーヌ所在地でもある地元村。粘土石灰質主体で、溶岩質、泥灰岩質、シストなどを含む複雑な土壌構成。レモンジャムのような濃密な風味が特徴です)。ダイスのゲヴュルツトラミネールは、濃厚な果実味とフレッシュな酸とのバランスが完璧で、口の中でとろけるように感じられます。「カレーにもよく合うのでぜひ試してみてください」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。辛口。
リースリング
 ダイスのリースリングは2005年ヴィンテージ以降、従来は別々に商品化されていたサン・イポリットとベブランハイムをブレンドして一本化することになりました。(サン・イポリット・・・1.8ha。平均樹齢25年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。花崗岩に由来する、塩辛くさえ感じる酸とミネラルも特徴的。ベブランハイム・・・2ha。平均樹齢20年。古代には海岸だったというこの畑は、500〜600メートルに及ぶ海洋微生物と砂礫質層が基盤で、表土は軽い石灰岩質。この土壌から、水捌けと保熱性が良く、高い酸と豊かなコクが得られます。たっぷりとした果実味とフィネス、エレガンスの両立。レモン、白桃、パイナップルなどを同時に想起させます)。それぞれのテロワールのブレンドにより、より一層複雑に、巨大なスケールとなった名作です。辛口。
アルザス
 地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(田中克幸氏)
ピノ・ブラン・ベルグハイム
 ベルグハイムはドメーヌ所在地でもある地元村です。5ha。平均樹齢25年。粘土石灰質と泥土質基盤で、表土は保水力の高い重めの粘土石灰質。この土壌から、ピノ・ブランらしい高貴さと、豊かなコクをもったワインが生まれます。口に含むとまず、目の覚めるようなフレッシュさに驚かされ、その後完熟した桃のようなたっぷりとした果実味に圧倒されます。辛口。
ミュスカ・ダルザス・ベルグハイム
 ミュスカはデリケートな品種なので、地元ベルグハイムの畑の中でもとりわけ優良な区画に植えられています。1ha。平均樹齢25年。重厚な粘土石灰質土壌で、高い保水性が特徴。「ほかの品種よりも、収量と酸のレベルにとりわけ気を使う品種です。ミュスカの美点を表現するため、他の品種よりも早めに収穫します」(ジャン・ミッシェル・ダイス)。レモンやピンクグレープフルーツ、パイナップルを思わせる爽快なアロマ。ミュスカとは思えないほど複雑な味わいで、ダイスはその味わいを「官能の宝石箱」と表現しています。辛口。
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